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みぞれ、ひょう、あられの違いとは?雪との境界線とは?

   

 

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冬になると北日本や日本海側を中心に雪が降りますが、太平洋側といった常に雪が降っていない地域では、みぞれ、ひょう、あられが降る事があります。

みぞれ、ひょう、あられはいずれも雪のようで雪でない状態で降るため、雪との違いについて疑問に思っている方は多いのではないでしょうか?

また、天気予報を見ると、みぞれ、ひょう、あられとありますが、これについても違いをきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?

この記事では、分かっているようで分かっていない、みぞれ、ひょう、あられの違いと、雪との境界線についてお話していきます。

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みぞれとは

みぞれは、雪と雨が混ざって降る状態の事です。

みぞれは、はじめから雪と雨が同時に降る現象というよりは、雨から雪に変わる時や雪から雨に変わる時といった、天気が変わる途中の段階で降る現象です。

そのため、天気予報でみぞれを予想する事は困難であるため、気象予報士の説明では、

「雨または雪が降るでしょう」

「雪または雨が降るでしょう」

という表現がよく使われます。

みぞれは、地上の気温が0℃よりも高く、上空の気温が3℃〜6℃くらいの条件が一番降りやすくなります。

天気の区分では、みぞれは雪として扱われます。そのため、その年の初雪がみぞれという可能性は十分に考えられます。

また、みぞれの場合、積雪量や降水量はどのように測定して数値を出しているのでしょうか?

積雪量は、積もった雪の高さを測定すれば良いのですが、そもそもみぞれは雪と雨が混ざっているので積もる事はまずありません。

降水量の場合は、雨と雪が混ざっている状態の場合、

・雪は降水量に含むのか?

・みぞれの雪はすぐに溶けるから降水量に含むのかどうか?

といった疑問が出てくると思います。

その疑問に対する答えは、以下の記事をご覧ください。

降水量の意味と降水量1mmは実際にどれくらいなのか?

ひょうとは

ひょうは、5mm以上の氷の塊が降る状態の事です。

ひょうは積乱雲の中で作られます。

まず、空気中にある水蒸気により雲の中に氷の塊が発生します。

最初は小さい氷の粒だったものが落下しようとして、このときに氷の粒の表面は溶け始めるんですが、積乱雲は、下から上に向かって風が吹く上昇気流を持っているため、上昇気流によってまた上に戻されます。

上に向かって戻されるときにもう一度、粒の表面は凍りつきます。このときに他のものとくっついたり、水滴がついて凍りつくため、最初に時よりも氷の粒が大きくなります。

これを繰り返すうちに大きくなり、段々と塊が大きくなり重くなりすぎて地上に降ってきます。

これがひょうが発生するメカニズムとなります。

ひょうは天気の区分では雪ではありませんが、降水量には含まれます。

また、ひょうは5mm以上の氷の塊として降ってくるので、ゴルフボールほどのひょうが降ってくる事もあり、農作物が傷んでしまったり、車の窓ガラスが割れたりする被害が出ているため、雪やみぞれより危険性が高いので、ひょうが降ってきたらすぐに安全な建物の中に避難する意識をもった方が良いです。

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あられとは

あられは、5mmよりも小さい氷の粒が降る状態の事です。

あられの発生メカニズムはひょうと一緒で、ふたつの違いは氷の粒の大きさだけです。

あられは天気の区分では雪ではありませんが、降水量には含まれます。

雪との境界線とは?

みぞれは天気の区分で雪として扱われますが、みぞれ、ひょう、あられと雪との境界線とは一体何でしょうか?

それは、結晶を持つか持たないかの違いです。

雪の結晶と言えば、六角形をすぐにイメージ出来ると思いますが、みぞれやひょう、あられには結晶がありません。

その理由は、それぞれの発生メカニズムに大きな違いがあり、雪は氷の結晶が発生して、大きくなったものが地上に降ってくる状態の事を言います。

雪の発生メカニズムについては、雪の結晶はなぜ六角形なのか?をご覧いただければ分かると思います。

みぞれは、雪と雨が混ざったものですが、雪はすぐに溶けてしまうため結晶という形で残りません。

ひょうとあられは氷の粒がそのまま降ってくるため、氷の結晶ではありません。

まとめ

みぞれ、ひょう、あられと雪の大きな境界線は氷の結晶を持っているか氷の粒として存在しているかになります。

ひょうとあられは氷の粒の大きさ5mmより大きいか小さいかの違いだけです。

みぞれは雪扱いになるが、雨も一緒に降っているため雪はすぐに溶けてしまうため、結晶を持ちません。

以上、3つのポイントを理解出来れば、それぞれの区分をきちんと理解する事が出来ます。

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