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ウグイスの生態とは?鳴き声は聞けても姿を見ない理由とは?

   

ウグイスと言えば、「ホ~ホケキョ!」という鳴き声で、この鳴き声を聞くことで春の訪れを感じる事が出来ます。

それだけ、ウグイスの鳴き声は私たちにとってお馴染みになっていますが、ウグイスそのものを見たことある人はどれだけいるでしょうか?

鳴き声はよく聞くのに、実際にウグイスを見た人は少ないと思います。

そのため、

・ウグイスは春以外はどのような生活を送っているのか、またその生態とは?

・ウグイスはなぜ、鳴き声は聞こえても姿を見る事は少ないのか?

といった疑問が出てきます。

この記事では、あまり知られていないウグイスの生態を中心にお話していきます。

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ウグイスの生物上の分類とは

ウグイスは生物上、スズメ目ウグイス科ウグイス属に分類されます。

日本ではどの地域でも生息しているため、環境への適応能力は高く、基本的には年中同じ場所に生息する留鳥であるが、寒い地方に生息するウグイスは、暖地に移動する事もあります。

ウグイスは、コマドリ、オオルリとともに日本三鳴鳥の一つで、日本に生息するさえずりが美しい鳥として知られています。

参考にそれぞれのさえずりをまとめました。

・ウグイス「ホ~ホケキョ!」

・コマドリ「ヒンカララ」

・オオルリ「ピリーリ」

ウグイスの生態について

ウグイスが食べる食料

ウグイスは雑食であるため、基本的には何でも食べます。

繁殖期~夏にかけては、昆虫、幼虫、クモなどを主食として、冬場は、暖かい所で植物の種子や木の実を食べながら、ひっそりと暮らしています。

ウグイスの寿命

ウグイスの寿命は8年前後であり、スズメは20年で、インコは種類にもよるが7年~15年(最大40年生きるインコも存在)であるため、同じ大きさの鳥の中でも比較的短い事が分かります。

ちなみに同じ日本三鳴鳥のオオルリは5年、コマドリは8年であるため、三鳴鳥は鳥の中でも短い一生と言えます。

ウグイスの一年

ウグイスの一年は、2月下旬頃から、「ホ~ホケキョ!」という鳴き声とともに繁殖期がスタートして、夏頃までに子育て期に入ります。

そのため、「ホ~ホケキョ!」という声が聞こえはじめると、春が来るというのも分かります。

実は、夏も鳴いているのですが、ウグイスも一生懸命雌に対してアプローチいているため、春先に盛んに鳴いています。

実は、ウグイス自体親もとから自立するのが大変早く、交尾して卵を4~6個ほど産み、2週間程度で孵化、その2週間後に巣立ちします。

そのため、親からいろんなイロハを教わるまでもなく冬を迎え、来年の繁殖期には雄のウグイスの場合、鳴き方も分からないまま、自分の子孫を残そうと、下手くそなりに「ホ~ホケキョ!」と鳴きます。

ウグイスの鳴き声が下手くその場合、大半は生まれて1年未満のウグイスだと思って間違いないです。

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ウグイスの鳴き声は聞こえても見る機会が少ない理由とは?

ウグイスは大変警戒心が強い鳥であるため、鳴き声が聞こえて近くにいるのは分かっているのですが、なかなか姿を現してくれません。

しかし、

「梅の木によくとまっているのを見るよ!」

と思う人も多いと思います。

実際に「梅とウグイス」という言葉があるくらいで、相思相愛の関係と言ってもいいぐらいだから、その気持ちは分かります。

しかし、何度も言いますが、ウグイスは大変警戒心が強い鳥で、人間の姿を見るとすぐに逃げるくらいです。

そのため、なかなか家の庭にウグイスという光景はありそうでなかなか見る事は出来ません。

実は、その鳥はメジロの可能性がかなり高いです。

言われてみれば、ウグイスとメジロはかなり似ているため、鳥に詳しくない人はウグイスもメジロも同じに見えてしまいます。

詳細は、ウグイスとメジロの違いは?梅にウグイスは間違っている理由をご覧ください。

最後に

ウグイスは、春を告げる鳥として有名な一方で、見る機会が少なく、その生態について知っている人が少ないですが、鳴き声だけで、これだけの風流な気持ちにさせてくれるわけですから、無理やり人の前に出てくる必要はないのかもしれません。

万が一、ウグイスをみた場合は縁起が良いと思って、遠くから眺めるのが良いと思います。

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