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梅と桜の見分け方とは?桃との違いについても解説

   

春と言えば、梅の木に咲く花の香り、お花見に欠かせない桜、ひな祭りに飾られる桃の花など、たくさんの花を咲かせます。

しかし、梅、桜、桃は花の咲く時期がかぶっていることが多く、蕾の状態ではこの木が何の木か、なかなか見分けがつきませんし、花に無頓着な人は、梅の花を桜と言ったり、桜の花を桃の花と言うなど、梅、桜、桃の区別がつかない人は意外と多いと思います。

私も、昔は花に無頓着だったので、梅の木を見て桜が咲いていると言ったりして、何度も恥をかいた記憶があります。

日本の春を象徴する梅、桜、桃の区別がつかないと、やはり恥ずかしいと思いますので、この記事では、それぞれの違いを分かりやすく解説し、この機会に梅と桜、桃の違いをわかるようになりましょう。

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開花時期の違い

梅、桜、桃は開花時期が非常に近いですが、北海道以外の地域では、咲く順番が決まっており、

①梅(1月下旬~2月)

②桃(2月下旬~3月)・・・桃の節句、ひな祭り(3月3日)

③桜(3月下旬~4月)・・・お花見シーズン

が基本になります。

こう見ると、梅と桃、桃と桜は時期がかぶる時もありますが、桃の節句(3月3日)やお花見シーズンを考えてみれば、実はそこまでややこしくありません。

また、卒業シーズンと入学シーズンになると、学校の庭に咲いている花を連想しますが、卒業シーズンは桃の花が、入学シーズンは桜の花が咲いている可能性が非常に高いということも分かります。

暦の上では、2月4日頃から5月5日頃(年によって前後する)であるため、春の訪れを感じる花は、桃や桜をイメージする人が多いですが、実は梅と言えます。

しかし、2月といってもまだまだ寒い時期であるため、あまり春を感じないと思う人も多いですが、梅が咲き始めると言うことは、次に桃の花が咲き、桜の花が咲くので、春が近づいていることを象徴するのは梅となります。

北海道や東北一部では、梅、桜、桃が同時期に咲くため、この地方に住む人は、開花の時期だけで判断するのは難しいと思います。

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花びらの違いと花の咲き方の違い

梅、桜、桃はいずれもバラ科の植物であるため、どれもよく似ていますが、花の咲き方と花びらにそれぞれ大きな特徴があります。

咲く時期で、梅、桜、桃を判断することも十分可能ですが、梅と桃、桃と桜は時期がかぶることがあるため、どうしてもうろ覚えで判断してしまう所もあります。

しかし、花の咲き方と花びらの違いをきちんと理解していれば、ほぼ100%間違えることなく判断することが出来ます。

梅は花びらが丸いのが特徴です。

花芽が一ヶ所から一つずつ咲いており、枝から直接一つずつ咲いているのが特徴であるため、桜や桃を比べて花の密度が最も少なく、控えめな印象を受けます。

また、花が咲いている時は葉っぱが出ないのも大きな特徴で、花が完全に咲き終わってから葉が出ます。

桃は花びらの先がとがっているのが特徴です。

梅と同様に、枝から直接一つずつ咲いているのが、花芽が一ヶ所から二つずつ咲いているため、梅と比べて重厚感といいますか、華やかな印象を受けます。

また、花が咲くのと同時に葉が出るのも大きな特徴で、花が開花している時に、葉っぱが出ていたらほぼ桃と思って頂いて大丈夫です。

桜は花びらの形がハート型であるのが特徴です。

梅や桃と違って、枝から直接咲いているわけでは無く、枝からサクランボの茎のようなものが出ていて、その先に花が咲いています。

そのため、枝から少し離れた所で咲いているため、立体的で、桜の種類によってはしだれ桜のような圧倒的な存在感を示します。

葉っぱの出かたは、ソメイヨシノは花が終わってから葉が出ますが、八重桜などは花と葉が同時に出るなど、種類によって異なりますが、桜餅についている葉っぱが桜の葉であり、トゲトゲしているのが大きな特徴です。

最後に

梅、桜、桃は普段意識していないと、なかなかきちんと区別出来ないと思いますが、ひな祭りやお花見といった春を感じる行事で使われている以上、最低限違いを知っておいた方が良いと思います。

しかも、区別の方法は全然難しくなく、開花時期と花びらの形と花の咲き方の3つのポイントを抑えるだけで十分であるため、恥をかく前に覚えましょう。

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